Open The Door

【被災者の声】

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先日の岩手県大槌町での足湯のボランティアへ行ってきました

足湯をしながら

お客様の手をマッサージし

心のつぶやきを聞いてあげる・・・

というもの

足湯

あるお客様から足湯隊に電話があった

「場所はどこですか?」と

担当の人が教えてあげると少しして現れた男性Aさん

あまり元気なさそうな表情でいらっしゃった

最初に「愚痴言ってもいいですか?」と聞いてきた

その時点で何かある、と察した

この時私以外にもスタッフがいるのに

なぜか私が指名された

内心「きたーーー」(>_<)って思ったけど

逃げられない・・・

とりあえず通常通り足湯を進めていくと

Aさんのつぶやきが始まった

「俺は40人この手で助けた

自分が一番最後に逃げた

でも自分たちは助かったけど

二階の屋根の上にいる数人の人たちが

こっちに助けを求めている

懐中電灯をチカチカしながらこっちに合図を送っている

分かってたけど助けに行くことはできなかった

また別の場所で数人の人たちが屋根の上で避難してるのが見えた

その人達の周りで大きく渦巻いてる

その渦が4、5回来た時にその人達の姿が見えなくなった

俺の妹と弟が見当たらない

探しても探しても見つからない

もう死んだと思って

死体置き場のタオルで隠されてる顔を

一人一人見ながら確認してた

10日ぐらいしてやっと生きてる二人を見つけた

それらの映像が残っていて毎晩夢に見るんだ

このことを今初めてしゃべった

5年間ずっと言えなかった

それから胃がんになり二回切った

鬱にもなった

20キロもやせたんだ」

と静かに語ってた

Aさんにとって今まで誰にも話せなかった事が言えた、良かった

と私は思った

Aさんが少しでも前を向いて生きれるようになったのかと思った

誰かに話す、という行動をとってくれたから

心につかえてた何かが少し取れたかと思った

でもその直後また少し考えた

Aさんが発した言葉

「また思い出しちゃたな・・・」

うっ・・・・

と辛くなった

Aさんを見送った後

こらえきれずに泣いた

こうやって勇気を持って

きてくれる人たちは元気があるのだそう

まだまだ心が癒されてない人たちがいっぱいいる・・・・

と言ってる

私たちはそういう人たちを少しでも元気にしてあげたいな

と思ってる

私の尊敬する足湯隊のケリー隊長は

そういう傷ついた心、閉ざした心を持ってる人

と少しずつ少しずつ寄り添い

言葉とスキンシップで心を温めその人を尊重しながら

元氣にしてあげる魅力がある!!

不思議な人だ・・・
ケリーさん&パパ
(↑ ケリー隊長 と ケリーパパ)
私もいつかそういう人になりたい・・・

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angelic-l

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