【本当に困った時に誰かに助けてもらった時『感謝』が生まれる】
私は今まで何度も何度も
見ず知らずの他人にお世話になったことがある
ここ日本ではそういったことがあまり経験できないかもしれない
なぜなら毎日を何不自由なく生活できるから
海外だと一つ一つの事が
『当たり前』のようにうまくいかない時が多々ある(T_T)/~~~
日本だったら絶対にありえない!
ということがある
そんな時日本の良さを痛感するけど・・・
でも逆に海外の人の温かさにも十分に触れることができた
例えば・・・
オーストラリアでの出来事
タスマニアという小さい島に行ったとき・・・
自然豊かな島
周りは緑がたくさんある森が多い
島なので海に囲まれていて
のどかな島
タスマニアのLune River から Devonport に行くとき
持ってるお金が2ドルしかなくて・・・
この時お世話になったアンとショーンにも感謝だったけど・・・
(↑ 彼らたちのことはもし機会があったら記事を書こうと思う)
何しろ2ドルしか持ってなくてバスに乗ろうと思うのが
そもそもの間違い(^_^;)
それでも分かってたけどバスに乗ってた
でもバスの運転手さんは断固として
私を乗せてはくれない
『バスが町に行ったら銀行へ行ってお金を払えるから』
と何度訴え説明してもダメ
私と運転手さんとのやり取りを聞いてる
他のバスの乗客もみんな見てみぬふり・・・
私も『お金かして』とは言えない
何もできない私は仕方なくバスを降りた
運転手さんも申し訳なさそうな表情だった
バスをとりあえず降りたものの
そこにはまるで
なーーーーーんにもない
ただ一本の道があるだけ・・・
どんなに周りを見ても
人も歩いていない
建物も見えない
相当田舎に来てしまった
田舎なのはとっくに分かってた
だけどやっぱり何もなかった
一人何もないところに残された私は一人で泣いた
道の真ん中で泣いた
思いっきり泣いた
ずっとずっと泣いた
・
・
・
30分は泣いたと思う
あるとき何か気がついた
私がいくら泣いたところで
こんな田舎じゃ誰も助けに来てくれない
ということが
このままだとこんな何もないところで
無防備にも野宿することになる
慌てて気持ちを切り替えてたら
無意識のうちに
背筋をまっすぐにしてシャンと立って
ただまっすぐ前だけをみて歩いていた
もう涙なんて出てなかった
それから数時間歩いた
何もないところを歩いた
ひたすら歩いた
どっちに歩いたらいいのかは分からないけど
とりあえずバスが行った方向だけは覚えていた
しばらく歩いたら
ある小さいお店が見えた
『助かった!!』と思った
そこで段ボールの切れ端とペンを借りて
私の行き先を書いた
そしてそのお店の人に道を聞いて
私の人生初の【ヒッチハイク】が始まった
以前誰かが言ってたのを思い出した
『男の人はダメ』
『トラックの人はダメ』って
なので優しそうな女の人だけ合図した
一台40~50代の女の人が近づいて
私を乗せてくれた
車に乗せてもらってる間ずっと叱られてた
『ヒッチハイクは絶対しないで!!』ってずっとずっと言われてた
本当にこの女の人に会ってなければ
今の私はいなかっただろう
どうなってたのか・・・
バスに降ろされた時
泣いてばかりで何もしなかったらその後どうなってただろう・・・
と思うと最後は自分で行動するしかない!!
という結論になった
私の場合なぜかこんなトラブルが多く
その度に助けてもらった人たちに
その場では何もお礼ができない
でも・・・
でも・・・
『必ずこの恩は誰か違う困ってる人に返す!!』
と分かれる時毎回心で泣きながら誓う!!
こんな思いが一度や二度ではない
だから私は困ってる人を見ると
助けてあげずにいはいられない!!